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中村海人くんとTravis Japan(トラジャ)。すきなものをすきなだけなブログ

Sexy Zoneについて

私はこのグループが好きだった。

まだ短いジャニーズ歴の中で、今日初めてジャニオタを辞めたいと心の底から思った。今日オリコンの初日の売上で、私は3人体制となったSexy Zoneを取り巻く環境に完全に絶望したのだった。

私はマリウス葉くんが描く世界観が好きで、松島聡くんの踊るダンスが好きだ。健人のラブホリという強みは最早才能だし、勝利の言葉の節々に感じる優しさが愛しい。そこに風磨がいることによって起こる化学反応が好きだった。けれど、今日今度こそ、わかってはいたけれど私の見たかったSexy Zoneは終わってしまったんだと気づかされた。

最後に見たいSexy Zoneを見ることができたのは、まだ寒い3月の名古屋だった。そこで見るすべては「格差」「Jr.との同列の扱い」「大人の事情」以前から懸念されていたそういったものは一切見られなかった。5人が持つキラキラで輝いたものしかなかった。彼らを子どもとしてしか見ていないひとにこんなに素晴らしいコンサートを5人が出来るってことを伝えたかった。

けれど、それは東京で見ることは叶わなかった。悲しかった。どうしてメンバーは5人でやろうとしているのにこうなってしまうのだろう、と思った。胸が痛んだ。私にはちっとも愛は味方じゃなかった。

そして思い出したくもない今年7月のたまアリ。あんなひどいコンサートは一生体験することはないんじゃないか。コンサートというものは楽しいものじゃないのか。セクセカの横アリでも思ったが、どうしてコンサートでファンが辛い思いをしなければいけないのか、私には理解できなかった。それならば勝利のソロ魂やガムシャラSexy夏祭りをたまアリでやってくれたほうがよっぽど良かった。

何より、Sexy Zoneのコンサートにばかり入っている友人が別のコンサートで「コンサートってこんなに楽しかったんだ」と言ったことが何よりも悲しかった。ジャニーズでも、そうじゃなくても。楽しくないコンサートを決して安くないお金を払ってまで見せられたことが許せないし、そんなものをエンターティメントとして平気な顔で提供してくるのが信じられなかった。

今後このグループがどうなっていくかは、事務所とレコード会社の大人にしかわからない。いつか元の5人体制に戻るかもしれないし、その可能性は決してゼロではないと思っている。けれど、もしそうなったとしても今の私には前と同じように5人が一緒にいる姿を見る自信がないし、前と同じテンションで可愛いと言ったり応援できる自信が持てない。

先日友人にカラオケでセクゾを歌うたびに辛そうな顔をしていると指摘されたけれど、私は辛くなるためにアイドルを応援しているわけじゃない。私にとってアイドルを応援することは、仕事ではもちろんないし、ただの趣味でそれ以上でもそれ以下でもない。少なくとも彼らを5人でひとグループとして見ておらず、今回のシングルのようにただ数字さえあればいいとしか思っていないような人間がバックについていると感じる限り、私はお金を払いたくないので。だから今は距離を置こう、と決めた。

もしかしたら、こんな嘆きがすぐに笑い話になるようなことが起こるかもしれない。何が起きるのかわからないのが、ジャニーズだからだ。でも今、私はそれを待たずにキラキラが詰まっていたはずのセクゾの小箱に蓋をする。胸の痛みに気づかないフリをするために。きっとこれからも何度も何度も揺り戻されるんだけど、決意の為に残しておく。